サロンを利用している人のうち、およそ6割の方がヘアカラーをしているといわれていますが、その利用者のなかでも残念ながら半数以上の方がヘアカラーに対して不満やネガティブなことがあるようです。
不安やネガティブについての具体的な内容は人によって異なりますが、髪のダメージと頭皮への刺激に対してとくに気にしている方は全体の6割もいらっしゃるようで、本当に多くの方が困っているんですね。
そこでヘアメンテでは髪のダメージやパサつきと、頭皮への刺激緩和、そして脱白髪染めをお考えの方へ各種さまざまなカラーをご用意しております。
この記事ではヘアメンテの各種カラーについて書かせていただいてますので、ご興味がある方はお時間のある時にご一読いただけると幸いです。
【ヘアメンテのカラーは全部で4種類】
当店のヘアカラーはそれぞれ個性や特徴のあるヘアカラーをご用意しています。
というのも、カラーリングをされている方それぞれにカラーをする目的が異なっていたり、頭皮などの感作性の違いによりできるできないものが存在しているからです。
そこで以下のラインナップがございますので、一つずつご紹介させていただければと思います。
①【edol qon】
②【リトーノカラー】
③【クリアグレイカラー】
④【オーガニックオイルカラー】
まずは、
【edol qon】についてご説明しますね。
edol qonは当店のカラーの中では、一般的な白髪染めカラーに近いものとしてラインナップしています。
特徴としては、これまで白髪染めの多くは赤茶(ダル系)の色味を含ませないと白髪が染まらないとされてきました。
しかしedol qonはこの赤茶(ダル系)の色味を配合しなくても白髪に染まるように作られたものです。
また、地肌が敏感な方や根本からしっかり白髪を染めたい方にお勧めできるカラーです。
【リトーノカラー】
リトーノカラーは優れた特徴を多く持った個性的なカラーなのですが、言い換えると目的に合わせた使い方ができる優秀なカラーともいえるでしょう。
大手メーカーの商材ではないのであまり知られていませんが、このメーカーの代表取締役も現役美容師さんなので現場とお客様の声を肌で感じて商品開発しているのがよくわかる商材です。
いくつか特徴があるので順にご説明しますと、
リトーノカラーが持つ特許技術は、酢酸を用いた「残留アルカリ除去」ができる唯一のカラーとなります。
残留アルカリとは、カラー剤にはアルカリという髪を傷めてしまうけど配合しなくてはならない薬品なんですね。
そしてこのアルカリの厄介なところは、通常は髪を染めた当日から、約2週間ほど髪の中に残ったままなんです。
さらに残留アルカリは、この2週間の間、髪を傷め続けます。
カラーをして、染めた当日より日にちが経過するとパサついてきたりしませんか?
これはカラー剤のトリートメント成分の流出と残留アルカリによるものです。
そこでリトーノカラーでは、カラー剤の中に酢酸を配合することにより、染めた当日に残留アルカリを髪から出し切ってしまう働きをしてくれます。優秀ですね特許商品。
ちなみにこのリトーノカラーで染めた感想としては、透明感と艶が抜群にいいところが特筆するところです。
というのも、このカラーには一般的なカラーにほぼ入っている「ブラウン」が含まれていないカラー剤なんです。
ではなぜ「ブラウン」のあるないでは透明感と艶が他のカラーと異なるのかをご説明します。
ブラウンと聞いて、多くの方はそんなに悪いイメージはないと思いますが、美容師としては結構邪魔な存在であったりもします。
なぜならブラウンが全ての色味に入っていると、「結局〇〇ブラウンじゃん」という仕上がりの色味になって変わり映えがあまりしません。
これはデザイン性を求めた時に❌なものです。
それと個人的に苦手なのは、時間が経過して褪色した時の「髪のオレンジがかったギラつき」が、あまりいい印象を持つことができません。
しかし、ブラウンが入っていないリトーノカラーなら、褪色してきた際も色味がすーーと抜けてきたようになるだけなので汚さはあまりありません。
ここまで書くとパーフェクトなカラー剤に聞こえてしまいますが、ちゃんと弱点もあります。
それは過酸化水素によるピリッとした刺激が少しあることです。
多くの場合、最初にお客様へ事前にお伝えしておくと問題のないレベルですが、気になる方には都度ご説明差し上げています。
また、刺激があるのはカラー剤を塗布している間だけで、シャンプーしてしまうとパタっと収まります。
絶対にしみたくないという方には使用できないのですが、個人差があるのでその点だけお伝えできればと思います。
【クリアグレイカラー】
つづいて、クリアグレイカラーについてご紹介しますね。
クリアグレイカラーとは一般的に「白髪染めを使用しないカラー」の総称のようですが、当店が打ち出しているクリアグレイカラーは白髪染めの量をいい塩梅で調節できる画期的なカラーですとお伝えすることができます。
この何が画期的かというと、白髪染めの量を調節できることなのですが、つまりこれは白髪にどの程度の色味を入れたいか。
これがデザインできるところに新しさがあります!!
なぜなら、従来の白髪染めでは白髪染めとしてメーカーからラインナップされている商材を使用しお客様へ染めていました。
これは「THE 白髪染め」で、白髪も白髪以外も均一に隠すことが目的としています。
そして言葉だけは被ってしまうのですが、クリアグレイカラーも定義としては「白髪染めを使用しないカラー」と言われていて、白髪はそのまま白髪のままで濃いめの明るいおしゃれ染めで染めましょう。というものです。
一見すると良さそうなのですが、実は致命的な弱点もあったりします。
それは髪質によって印象がかなり変わってしまうことにあります。
細毛の方や、太くても癖のないストレートの方なら馴染みやすいのですが、それ以外の太い毛の方や硬めの髪、そして部分的に多く白髪がまとまっている方々には馴染んでいるとはいえない状況もあることも弱点といえます。
そこで、当店の【クリアグレイカラー】は名前こそ同じでも(ネーミングした直後に、すでに世の中で使われていたとは知りませんでした😂)、絶対的に違うところがあります。
それは、
白髪染めを調節して配合していることです。
わずか数%〜10%ほどの範囲の中で白髪染めを調節していきます。
これにより何が起きるか?
そう、上記ですでに書いた「従来のクリアグレイカラーに向かない人」や、どんな髪質の方でもご使用いただいても違和感のない完成度へと作り上げることに成功しました。
シンプルにクリアグレイカラーの特徴をリストアップすると、
①抜群の透明感
②色味が自由に選べるのでカラーを楽しめる
③ブリーチ不要
④白髪にも色がちゃんと入るので◎
⑤髪がサラ艶になる
こちらがクリアグレイカラーのいいところ一覧になります。
おや?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、
そう、リトーノカラーと特徴が似ているんです。
それもそのはず、当店のクリアグレイカラーはリトーノカラーの薬剤を使用しています。
当店ではリトーノカラーは白髪を染めていくカラー。
クリアグレイカラーは白髪を馴染ませていくカラーとして分けさせていただいています。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、リトーノカラーは濃いめのしっかり染めるカラーに対し、クリアグレイカラーは明るめの透明感や色味を最大限に楽しめる馴染ませていくカラーといえばわかりやすいでしょうか。
ですので、《脱白髪染め》や《白髪ぼかし》にご興味を持たれていた方には、当店のクリアグレイカラーがぴったりのカラーリングとなります。
また、一般的な白髪ぼかしなどは、基本的にブリーチでのハイライトを基本としています。
ブリーチを使用してのハイライトは、デザイン性とコントラストの美しさは間違いなくあります。
しかし、その一方ダメージという観点から見るとかなり躊躇するものであることもお分かりいただけると思います。
基本的にブリーチした髪は、他の施術とほぼ全て相性が悪いといわざるをえません。
そして遠くからでも、髪がパサパサに見えてしまうので色味の抜けた状態を放置してしまうと、なかなか厳しいのではないでしょうか。
デザイン性とダメージ具合、そしてなによりナチュラルな美しさはホントに綺麗です!!
それがクリアグレイカラーとなります。
よろしくお願いします。
【オーガニックオイルカラー】
オーガニックオイルカラーとは、天然由来の16種類のオイルを配合したカラーが特徴的ですが、とくにこれまでカラーをしていて、以下のお困り事があった方にはピッタリなメニューといえるでしょう。
具体的に
1.髪のダメージが気になっていて、最近カラー後の髪のきしみやパサつきが目立ちやすい方
2.頭皮が痛くなりやすく、いつも我慢しながらカラーをしていた方
一般的にカラーリングをしてる方の6割がこの2つのお困りごとにまとめられるようですが、白髪染めなど頻繁に染めるものによっては切実な悩みとなっていることもあります。
その悩みを解決する具体的な方法として、16種類の天然オイルの配合したカラー「オーガニックオイルカラー」をお勧めいたします。
では次に、オーガニックオイルカラーの大事なところ「16種類の天然オイル」についてご説明していきます。
最近では、ヘアケアに欠かせないアイテムとして定着している「オイル」ですが、メーカーや商材によっても内容成分や目的が異なることはご存知でしょうか?
オイルは基本的に「ヘアケア」として使うものから、「スタイリング剤」として濡れ髪のような質感を出すために使われていたりしますよね。
そして当然「ヘアケア」を目的として作られたものの方が、内容成分は髪に適していると考えるのは当前でしょう。
そういうこともあり、ヘアメンテのオーガニックオイルカラーで使用するオイルは当然「ヘアケア」を目的としたものを採用しています。
では次に、こちらのベストミックスで作られた「16種類の天然オイル」の効果もご紹介いたしますので、引き続きお付き合いください。
【天然オイルの種類と効果】
オリーブ油 | オメガ9系、オレイン酸が70%以上、酸化しにくい特徴があります。 |
マカデミア種子油 | パルミトレイン酸、ナッツ特有の香りで頭皮を健康に保つ。「若さの脂肪酸」と呼ばれています。 |
アルガンオイル | ヘアケアで有名な高価なオイル。トコフェロールや必須脂肪酸を含有しており、オリーブオイルの2倍安全性が高い。 |
オレンジラフィー油 | 100年生きるといわれる非常に生命力の強い深海魚から抽出されるもので、人の肌に相性が良く優しく浸透・肌なじみがいい保護保湿効果。 |
トコフェロール | ビタミンE。肌荒れ・角化の促進効果。 |
シア脂油 | シアバターで知られる保湿力の非常に高い成分。保湿の王様と呼ばれハンドクリームに使われることが多い。 |
メドウフォーム油 | 毛穴に詰まることなく肌に吸収されるといわれている、イコセン酸6%以上で安定している。ドコサジエン酸が含まれるオイルの中でも珍しい成分を保有している。 |
ヘーゼルナッツ油 | ビタミンE がオリーブオイルの2.5倍含まれており、その他にもビタミンA・B、カルシウム、マグネシウムをバランスよく含んでいる。 |
コメ胚芽油 | 玄米から白米へ精米される際にでる胚芽からとれるさっぱりしたオイルで、コメ胚芽特有のポリフェノールを含有している。 |
アボガド油 | リッチで濃厚な付け心地でびたみんE も多く含まれている。 |
ホホバ種子油 | 安全性が高く、さらっとしているため肌なじみも良い。 |
ツバキ種子油 | オレイン酸が植物オイルの中では一番多く含まれていて、髪の毛の日焼け防止にも役立てられる。 |
ブドウ種子油 | 抗酸化作用があるビタミンEの5倍以上といわれるプロアントシアニンを含んでいる。付け心地も伸びが良く浸透がしやすい。 |
アーモンド油 | 付け心地はしっとりしていて美白効果もある人気オイル。乾燥肌の方に向いている他、消炎作用もある。 |
月見草油 | 年齢とともに減少する必須脂肪酸を多く含みお肌の水分蒸散を防ぐ。また細胞の成長と再生を促進する働きもある。 |
カンナバラ果実油 | ローズヒップオイルとも呼ばれ、ビタミンCが多く抗酸化作用やアンチエイジングとしてエラスチンを守る働きがある。 |
すごい情報量ですよね。
この一覧をご覧になってもわかるように、オーガニックオイルカラーで使用されるオイルは「髪の毛・頭皮両面のケア」ができるように設計されたものなんです。
それでは、頭皮についての働きもご説明してまいります。
【頭皮が痛くなりにくい】
ヘアカラーをしていて、頭皮が痛くなる原因は実は大きく分けて2つです。
1.ジアミンによる「アレルギー性皮膚炎」
2.薬剤の刺激による「接触性皮膚炎」
この2つが頭皮が痛くなる・しみる原因なのですが、もう少し掘り下げていきますね。
ヘアメンテの「オーガニックオイルカラー」は、まさしくこちらの「緩和」を期待できるものとして、ヘアカラーでお困りの多くの方にご活用いただけます。
そもそもベースとなるカラー剤自体も低刺激なものを厳選しているのですが、すでにご紹介した「16種類の天然オイル」を配合することで様々なオイルのバリアが頭皮を守っていきます。
実際ヘアメンテにお越しいただいた方々の中には、
「他店ではいつもしみるのにココではしみない!!」
とおっしゃっていただける方も多くいらっしゃいます。
ここでお伝えしたいのは、「オーガニックオイルカラー」はジアミンアレルギーについては有効とは言えないのですが、その代わり薬剤による接触性皮膚炎については《大きな効果が期待できる》といえますね。
【無料で頭皮保護アイテムを使用しています】
ヘアメンテでは「頭皮とお顔を守る」ことができるようにプロテクトアイテムを使用しながら施術しています。
それもそのはず、頭皮とお顔は同じ皮膚の延長線上にあって、わずか数ミリの皮膚位置の違いで、異なったものとして認識されてしまいます。
普段お顔は刺激性の少ないスキンケアを施したり、栄養を与えるなど大切に肌を扱う方が多いと思いますが、それに対して頭皮ではどうでしょう?
シャンプー後に頭皮スキンケアをすることはなく、高音のドライヤーで日々過酷なダメージを与え続けているでしょうし、更にヘアカラーやパーマなど薬剤によるダメージもあるはずです。
たった数ミリの違いでも、「頭皮とお顔」ではこれだけ手入れやダメージにつながる環境が異なってしまいます。
ただ、お顔のわずか数ミリに位置する頭皮をしっかりケアしてプロテクトしてあげるとどうでしょうか。
勘の良いかたはすでにお分かりかと思いますが、もちろんお顔にも「いい効果」が相乗的に期待できますよね。
そこでヘアメンテの施術では、どうしても白髪の目立つ生え際やもみあげ周辺など、フェイスラインに保護ジェルを塗布してプロテクトをしています。
さらにいうと、白髪染めは根本に薬剤を多く塗布する施術方法が通常用いられますが、頭皮保護スプレーを頭皮全体に施した後にカラーリングをしていきますので、直に頭皮に薬剤が付着していても保護成分がバリア機能を発揮してくれています。
そしてそれでも不安が残る場合は、頭皮から薬剤を浮かす「ゼロテク」の施術方法で対応しています。
※ゼロテクは頭皮に対しての感作性が抑えられる効果と引き換えに、もちに対してネガティブなところがあります。
ヘアメンテではこれらの「頭皮保護ケア」を無料で全ての方に提供しているんです。
ヘアメンテ
月曜日定休日
東横線『綱島駅』から2分。
予約サイト:http://b.hpr.jp/hp/H000562522/
tel:045-717-7293
10:00~16:00(曜日により異なります)