美容室へ頻繁に通うメニューの一つに白髪染めがありますが、あるお店では〇〇万円するのに別のサロンでは◯千円でお得に白髪染めができることがありますよね。
それって何が違うんだろう?
と思ったことありませんか?
それもそのはず、結果は見た目ほぼ同じなのになぜか値段が違う。
気になりますよね。
そこでこの記事では、なぜ同じ白髪染めをするのに値段が違うのかをご説明致したいと思います。
ちょっとでも皆様のモヤモヤが晴れればいいですね。
ではまいります。
その美容室のコンセプトは何ですか?
全国に25万件の美容室がありますが、チェーン店を除いて多くの個人店ではそれぞれコンセプトが異なりますよね。
白髪染めに限らず美容室での各メニューの値段の違いというのは、このサロンコンセプトから各メニューの値段が決められているので、利用する側にとってはコンセプトを確認することが一つの目安になるかもしれませんね。
一般的に美容室のコンセプトは数パターンに分けられますが、
- ・ラグジュアリー
- ・カジュアル
- ・専門サロン
- ・庶民サロン
-
- ・低
価格サロン
大きく分けるとこの5つになります。
例えば同じメニューを美容室で施術してもらったとして、上から順に値段は変わってきますしサービス内容も異なってくるのが一般的です。
ラグジュアリーサロンは店内が豪華に装飾され、席もゆったり・飲み物やスイーツまでいただけるサロンもあるとか。
反対に低価格サロンは、一言で言えば「回転重視」です。
必要なサービスはもちろん提供されますが、必要最低限というのがお決まりですね。
ただこれらは利用されるお客様が選択することですので、どこにご自身の「こだわり」を置くのかによって選択肢は変わることでしょう。
最近の流行でいえば、無駄のないシンプルなものが好まれるので、日頃のメンテナンスは低価格サロンを利用してヘアデザインを変更するときなどは高価格帯のサロンを利用する方も増えています。
なので、同じメニューを美容室で頼んだとして、値段の違いはサロンコンセプトによって異なることも知っておくと一つの参考になるかもしれません。
実はカラー剤による「値段の違い」はありません
美容室の広告を眺めていると、いろいろな謳い文句が書かれていて
・高級カラーで傷まない!
・最新カラーだからお悩みスッキリ!!
・このカラーは〇〇成分が・・・
など色とりどりな表現が広告上では見受けられ、消費者にとってはそこに付加価値が感じられるように広告が作成されていますが、実際カラー剤の違いによって値段は大きく変わるのでしょうか?
ここでは原価の話になるので、あまり詳しく書くと自分の首を絞めるので短くハッキリいいます。
カラー剤の違いにより、値段が大きく異なることはない!!
美容業界で流通しているカラー剤は大体グラムあたり〇〇円と各社揃っているので、原価は変わらないんですね。
ただし、ある時期だけ特定のメーカーが安くなっていたりしますが、定価で見ると大差はありませんし微々たる差なのです。
ただし、とにかく安く!を目指したカラー剤もなかにはあるのですが、一長一短ですのでこれに関してはサロンオーナーの考えが深く影響してきます。
上記は個人店での場合ですが大型チェーンの低価格店になると、もちろん安い材料を使っていることが多いでしょう。
大型チェーンの低価格店では、一人当たりの微々たるコストによって粗利の大きな違いになるので、多くの場合ちょっと訳のある安いカラー剤を使用しています。
個人的には標準的な有名メーカーのカラー剤を使って染めていただきたいのですが、人によって重要視するところは違うので、「カラー剤によって値段」は変わらない!ということだけご参考程度に知っておくといいかもしれませんね。
タイマー鳴っても放置?
白髪染めカラーのみならず、美容室でのあるあるの一つですが、美容室経営ではスタイリスト「一人当たりの生産性」を重要視する傾向がありまして、複数のお客様を同時刻に対応することがサロンでは一般的になっています。
高価格帯のサロンでは掛け持ちの施術でもある程度のバッファーを持って対応できますが、低価格帯のサロンで掛け持ち対応をするとパンクすることが多々あります。
ピピピっピピ♪
ピピピピピ・・・・・・・・。
ポチっ!
シーーーーーーん。。。😰
(おーーーい、誰か〜〜)
なんてご経験ないでしょうか。
いわゆる「タイマー放置」ですね。低価格帯サロンを土日に利用するとよく見る光景といえますが、これこそが「白髪染めの値段が違う真相」なのです。
というのも、カラー剤は化学反応によって白髪を染めますので、放置時間はほぼ決まっていますし先ほどご説明した通り、カラー剤の原価もさほど違いはありません。
ということは人件費と生産性が一つの要因として、美容室のメニュー価格を決めているといえますし、加えていうなら立地も大きく影響してきます。
ですので、このタイマー放置は人件費を抑えた結果ですし、結果的にはお客様へのサービス低下と施術完成度の低下として返ってきます。
つまり顧客サービスの低下と施術完成度の低さがお金になって変換しているのです。
先ほども申し上げましたが、人によって重要視するところは異なるので、何を取捨選択するかはお客様次第となってしまいます。
白髪カラーによる値段の違いはなんで?のまとめ
白髪カラーによる値段の違いがどのように起こっているかはご納得いただけたでしょうか?
一般的には「高級カラー」だからとか「特別なカラー」だからと認識されがちですが、実はそれは差別化をする目的であって、値段の違いになる要因としてはあまり関係ありません。
カラーによる値段の違いの真相は、あくまでサロン運営上のものであって材料によるところでは無いことはわかっていただけたと思います。
※ただし一部のサロンでは粗悪なカラー剤を用いていることも確認されているので、注意は必要です。
ですので、お客様自身が「何を求めて」「何が不要か」をテーパリングしていくと、最適な美容室で白髪カラーを利用していただけることでしょう。
最後にヘアメンテの宣伝になりますが、ヘアメンテでは既存のサロン経営とは違う手法をとっているので、これまでに書いた「値段の要因」の影響は受けません。
国内一流メーカーのカラー剤を使用し、お客様には高い満足度を実感していただけますし、安心して通っていただける工夫が随所にあります。
「おしゃれな店内で、リラックスして美活メンテナンスをしていただく」
リピーター率が非常に高い美容室。
「髪メンテ」のお店ヘアメンテでした。
どうぞいらっしゃってください🙇♂️
ヘアメンテ-横浜